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医療辞書を使い始めたきっかけは、なんだったのでしょうか。
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小野沢さん: |
以前はMacを使っていて、2年前にWindowsも併用するようになったんですが、そのときにMacで使っていたフリーソフトの医療辞書がうまく引き継げなくて買ってみたんです。買ったものの、それまで自分で鍛えてきた辞書にはかなうまいと思っていたんですが、そのまま使えて感動しました。
フリーソフトの辞書は、自分で登録しなきゃいけない単語がけっこうあったんです。たとえば、胃に穴を空けるという意味の「胃瘻(いろう)、gastric fistula」という言葉は、フリーソフトにはなかったけどATOKの医療辞書にはちゃんとありました。
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医療辞書のなかで、よく使うのはどんな機能ですか。
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小野沢さん: |
薬の商品名と一般名を双方向変換できる機能です。これは画期的です。 常々こういう機能がないかなあと思っていたところだったんですよ。特許が切れた薬がジェネリック薬として、いろいろな名前で出てくるんですが、それでどんな薬なのか、いろいろ手をつくして調べるんですが、これが結構大変なんです。それが「ファモチジン」と入力したら変換候補として「ガスセプト」と出てくるなんて… もうすごい機能としか言いようがないです。
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今後、医療辞書に欲しい機能は、どんなものがありますか。
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