膨大な薬品データを調べるのに医療辞書は必携!
小野沢滋さん
 小野沢滋(おのざわ・しげる)さん

亀田総合病院 地域医療支援部 部長。
身体が不自由な患者さまの家に通う訪問医療を専門とする。およそ200人の患者さまを抱え、南房総一帯を飛び回る日々とのこと。

小野沢さんは、医師になって12年。研修医時代からATOKを使用し、2年前からは医療辞書も使い始めている。05年版の医療辞書では画期的な機能が加わって、とても助かっているとか。今回、ATOKと「医療辞書」をどのように活用しているかお話しを伺いました。


ATOKは「単語」ではなく「文章」を変換してくれる
実際に役立つ薬品商品名と一般名の双方向変換!

ATOKは「単語」ではなく「文章」を変換してくれる
ATOK.com 小野沢さんは訪問診療を専門としていらっしゃいますが、パソコンを使うのはどんなときですか。

小野沢さん: 主に病院内で電子カルテに入力するときですね。患者さまの家にパソコンは持っていかないので、カルテをプリントアウトして、その紙に手書きで 書きこみ、病院に戻ってから入力しています。
1日に4〜5軒の患者さまの家を回っているので、カルテ入力にはだいたい1時間くらいかかっています。

ATOK.com 医療用語を電子カルテに入力する際に思い通りに変換されずにイライラすることはありませんか?

小野沢さん: 小野沢滋さんATOK導入前は、地道に単語登録しての入力作業でしたが、ATOKと医療辞書を入れてからは、医療用語はもちろんのこと、文章で変換しても、思った通りに変換さ れるので、とくにストレスを感じたことはありません。カルテ入力時間も短縮されました。


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実務に役立つ薬品商品名と一般名の双方向変換!
ATOK.com 医療辞書を使い始めたきっかけは、なんだったのでしょうか。

小野沢さん: 以前はMacを使っていて、2年前にWindowsも併用するようになったんですが、そのときにMacで使っていたフリーソフトの医療辞書がうまく引き継げなくて買ってみたんです。買ったものの、それまで自分で鍛えてきた辞書にはかなうまいと思っていたんですが、そのまま使えて感動しました。
フリーソフトの辞書は、自分で登録しなきゃいけない単語がけっこうあったんです。たとえば、胃に穴を空けるという意味の「胃瘻(いろう)、gastric fistula」という言葉は、フリーソフトにはなかったけどATOKの医療辞書にはちゃんとありました。

ATOK.com 医療辞書のなかで、よく使うのはどんな機能ですか。

小野沢さん: 薬の商品名と一般名を双方向変換できる機能です。これは画期的です。 常々こういう機能がないかなあと思っていたところだったんですよ。特許が切れた薬がジェネリック薬として、いろいろな名前で出てくるんですが、それでどんな薬なのか、いろいろ手をつくして調べるんですが、これが結構大変なんです。それが「ファモチジン」と入力したら変換候補として「ガスセプト」と出てくるなんて… もうすごい機能としか言いようがないです。

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今後、医療辞書に欲しい機能は、どんなものがありますか

小野沢さん: 薬品名のことでいえば、商品名と一般名に加えてコード名も変換できると、もっと助かります。薬袋に書いてあるk16などのコードを入れると、商品名や一般名の候補が出てきたりすると、もう夢のようです。


小野沢滋さん
ATOK.com 本日はありがとうございました。


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医療のプロフェッショナル小野沢さんには「医療辞書」がオススメ!
医療関連の専門用語を約19万語以上収録した変換用辞書です。ICD10コード変換、英語表記への変換だけでなく、薬品の「商品名から一般名への変換」「一般名から商品名への変換」が可能。電子カルテの入力に最適です。



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update : 2006.03.01


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