今回からスタートする「みぢかな日本語」は、毎回ATOK.comから提供するテーマに対して、皆さんのご意見をいただき、その生の声を紹介する「読者参加型」のコーナーです。どこよりも“新鮮”で“みぢかな”今の日本語がわかります。チェーン店のマニュアル言葉が気になる、お気に入りのアナウンサーに癒される、そんなあなたの声を、ぜひお聞かせください!
「みぢかな日本語」といっても、日本語はいつも使っているから、みぢかじゃない日本語なんてない、と思ったあなた。言葉は日々、進化しています。一昔前ならおかしい言葉でも最近では市民権を得て普通に使われています。昔の言葉は美しかった…と嘆く前に、今の日本語を見つめ直したほうが、気がラクでウケもよし!
このコーナーでは、10/28〜11/4に実施した「日本語をとりまく環境についての調査」でいただいたご意見をもとに、6つのテーマをつくりました。ここから、あなたのみぢかな日本語を探してください。
●Vol.1
−最近知った!パソコンで知った!− 勘違いの日本語 Part 1
●そんな字を書くとは、知らなかった…
「肩甲骨」を健康骨、「散弾銃」を三段銃だと思っていた。
幼いころですが、「強風波浪注意報」を「強風HELLO注意報」だと思い込んでいました。漢字が読めるようになってすぐに間違いに気づきましたが、今でもつい頭の中で「波浪」を「HELLO」に変換してしまっています。
「夜光塗料(蛍光塗料)」→夜光トリオだと思ってました。
「台風一過」を台風一家だと思っていた。家族がいるとは思っていませんでしたが、他に漢字が浮かばなかったもので。
肉体疲労時を肉体疲労児だと思っていました。
●そんな読み方だとは、知らなかった…
「順風満帆」の読みを「じゅんぷうまんぽ」と思っていた!
訃報 を “ふほう”ではなく“とほう”と思っていて大恥をかいた。
「飲み代」を「のみだい」だと思っていたら、正しくは「のみしろ」だと言われた。
「席巻」を「度巻」だと思って、「どまき」と読んでいた。
「月極駐車場」は、げっきょくさんの駐車場だと思っていた。
●そんな意味だとは、知らなかった…
「確信犯」は、「正しいと思って行う行為」なのに「悪いことだとわかっているのにやる行為」だと思っていた。
東京の友人から聞いた話ですが、ドングリころころ・・・お池にはまってさあ大変を池にピッタリはまる大きなドングリが転がってきて池にピッタリはまった(嵌った)と思って歌っていたそうです。
「うさぎおいしかのやま〜」は、兎(の印がついている)おいしい「かのやま」というお菓子だと思っていた。
●そもそも、ちがう言葉だった!
大団円を大円団だと思っていた。
「しかつめらしい」を「しかめつらしい」と覚えていた。
※「しかつめらしい」=「まじめである」という意味。
「年俸」を「年棒」に、「従来」を「往来」と間違って使っていた。
「ごぶさた」を「ごぶたさ」だと思っていた。
●なんで変換できないの?
「二兎」追うものは一兎も得ずを、「二頭を…」だと勘違いしていた。
【過ち】は「あやまち」という読み以外にも「かち」と読ませる場合があると思い込んでいた。最近になって辞書で調べてそういう読みはしないんだと知りましたが、なんとなくまだ解せない気分のままです。
原因(げんいん)を「げいいん」だと思っていた。漢字変換時に出なくて、漢字を思い出して気がついた。周りの友達にきいたら、やはり同じようなことはある様子。
皆さんも心あたりがありませんか?
次回は「─最近知った!パソコンで知った!─勘違いの日本語」 Part 2をお届けします。 |