2025年2月に、
Windows版を
アップデートします。
新エンジン
「ATOKハイパー
ハイブリッドエンジン2」が
稼働開始!
ディープラーニング技術によって
すばやく的確な
変換を可能に
人工知能(AI)のディープラーニング技術を採用した、
変換エンジン「ATOKディープコアエンジン」と
入力ミスをなかったことにしてくれる「ATOKディープコレクト」。
入力効率が格段に向上しました。
AI (人工知能) 技術
ディープラーニング
「ディープラーニング」は、深層学習とも呼ばれる、近年注目されている人工知能、機械学習の手法のひとつです。これまでの機械学習とは異なり、コンピューターみずからがデータの特徴を段階的に学習し、高い精度でデータの特徴を自動的に認識します。ディープラーニングによって抽出された特徴は、「この特徴は○○である」といった人が理解できる表現ではありません。人がものごとをとらえるときのような「概念」をみずから獲得します。
「ATOK 2017」以前の変換エンジンは、「ATOK の開発者が認識でき、ルール化できた情報」に基づいて開発されていました。しかし、それでは多様化する現代の日本語には対応できない部分が出てきます。そこで、これまで見逃されていた「開発者が認識できず、ルール化できない日本語の特徴」を分析に取り入れたいと考えました。この「ルール化できない日本語の特徴」を抽出するのが、近年注目されている「ディープラーニング」技術です。
ATOKディープ
コアエンジンで
さらに賢く
1993年、ATOK 8のAI変換では、一般的な文法、単語と単語のつながりなど、大量の日本語情報を辞書に取り入れることで高い変換精度を実現しました。 2007年、ATOKハイブリッドコアの世代では、これまでの伝統的な手法により築いてきたATOKの基礎部分に機械学習による統計的な言語処理に基づく成果を追加。さらに多くの情報を分析できるようになり、正確性も増しました。
しかし、現代における日本語は多様化し、扱うデータ量・スピードともに一昔前とは比べものにならないものになっています。それはすなわち、ATOK で変換する文章も多岐にわたり増えているということ。どんな文章でも、簡単に、誤りなく変換したい。その思いから、新たな変換エンジンの開発に取り組むことにしました。
「ディープラーニング」技術を使って大量の日本語テキストを分析し、これまでATOKが見落としていた「ルール化できない日本語の特徴」を抽出することに成功しました。従来のATOK かな漢字変換のアルゴリズムに加え、新たに抽出した「ルール化できない日本語の特徴」を組み込み、性能をアップした変換エンジンとして「ATOK ディープコアエンジン」が生まれました。
「ATOK ディープコアエンジン」の搭載により、誤変換が約30%削減し、文章作成スピードがアップします。ATOKへの搭載後も、チューニングを重ね、継続的に時事用語への対応を行うことで、推測変換で次に推測される語彙を充実させています。
単語のつながりから最適な変換結果を推測。「ATOK ディープコアエンジン」の搭載により、自然な変換結果を提示します。
ATOK
ディープコレクトが
しっかりと入力ミスを
自動修復
ディープラーニングの技術を採用した「ATOKディープコレクト」は、入力ミスを自動修復する入力支援機能です。入力し直すストレスが軽減でき、文章作成の効率アップにつながります。
ディープラーニング技術が適用されることで、これまで入力ミスをしたことがない文字列に対しても、自動修復して適切な変換を行えるようになりました。適用前に比べ修復率が約35%アップしています。
ミスタイプによる入力も、ATOKが意図した入力か否かを判断し修復。ガイダンス表示でお知らせします。