読みを修正したり、入力しなおしたりした文字を学習する-訂正学習-

入力まちがいを学習して正しい候補を提示したり、別の読みで入力しなおした単語を学習したりすることができます。

読みを修正した文字を修復候補として提示する

以前に修正したことがある読みを入力し変換すると、修正した読みで変換しなおした文をツールチップで表示することができます。
修復候補のツールチップが表示された場合は、shift+returnキーを押して、提示された文を確定できます。

以下のような操作を行うことにより、修正した単語が修正履歴に学習されます。

以降、修正した読みを変換すると修復候補が表示されるようになります。

※自動変換モードでは修復候補は提示されません。

【 修復可能な例 】

操作

  1. 環境設定を起動します。
  2. [入力・変換]シートを選択し、[入力支援-訂正・学習]を選択します。
  3. [修正履歴を利用した修復候補を提示する]をオンにします。
  4. [OK]をクリックします。
注意
▲ページの先頭へ戻る

別の読みで入力しなおした単語を学習する

別の読みを使って入力しなおした単語を、変換候補として学習させることができます。
単語を期待した読みから変換できなかったときや、名前などの同音語が多いことばを入力するときなどに便利です。

変換をdeleteキーやescキーで取り消し、読みを修正して変換し確定すると、入力しなおした単語を学習するかどうかを確認するツールチップが表示されます。
shift+returnキーを押すと、はじめに入力した読みの変換候補として学習されます。
また、control+shift+E(い)キーを押すと、ATOKの単語登録の画面を表示し、単語登録することもできます。

操作

  1. 環境設定を起動します。
  2. [入力・変換]シートを選択し、[入力支援-訂正・学習]を選択します。
  3. [別の単語を使って入力しなおした単語を学習する]をオンにします。
  4. [OK]をクリックします。

操作例

【「ひろあき」から「博昭」に変換できるようにする】
  1. 「ひろあき」と入力します。
    ひろあき
  2. スペースバーを押して変換します。
    宏明
  3. 変換をdeleteキーまたはescキーで取り消します。
    ひろあき
  4. 「ひろあき」を「はかせ」に入力しなおし、「博士」に変換・確定します。
    博士|
  5. deleteキーで「士」を削除します。
    博|
  6. 続けて「しょうわ」と入力し、「昭和」と変換・確定します。
    博昭和|
  7. deleteキーで「和」を削除します。

    「博昭」を学習するかしないかを確認するツールチップが表示されます。

    学習するかどうかツールチップで表示

  8. shift+returnキーを押します。

    次回から「ひろあき」から「博昭」に変換できるようになります。

注意
▲ページの先頭へ戻る