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ATOK ダイレクトで使用可能な、Perl 、Ruby 、Python スクリプトプラグインの開発作業を補助する目的で
「ATOK ダイレクトスクリプトデバッガー」を提供します。
「ATOK ダイレクトスクリプトデバッガー」は、Perl 、Ruby 、Python で作成されたプラグインが正常に動作するかどうかを、標準出力、標準エラー出力を参照しながら確認することができるツールです。
なお、本プログラムはATOK ダイレクトが正常に動作する環境であることが必要です。
atok_direct_debugger 以下のファイル
任意のフォルダにコピーして使用します。
解凍して作成される、ATOK23DSD.EXE と同階層のフォルダ「plugin 」に、デバッグするスクリプトファイルを格納します。
※フォルダが存在しない場合は、手動で作成します。
ATOK23DSD.EXEを起動します。
このとき、「plugin 」フォルダに存在するファイルのうち"rb" または"pl"、"py" の拡張子を持つファイル(大文字小文字の区別なし)は全て、「テスト対象とするプラグイン」リストに追加されます。このとき、対象となるプラグインが存在しない場合はメッセージが表示されます。「plugin 」フォルダにスクリプトファイルをコピーし、「更新」ボタンをクリックすることでフォルダの再検索を行います。
デバッグを開始するには、テスト対象とするプラグインを選択している状態で「表記」に検索対象としたい文字列を設定し、「実行」ボタンをクリックします。
「実行」ボタンをクリックした時に、「表記」に文字列が入力されていない場合は、次のようなエラーを表示して実行を行いません。
実行は、以下のような動作が内部で順に行われます。
テスト対象プラグインが、正常にロードできるかどうかを確認します。
成功すると標準出力に「syntax ok」と表示されます。
設定された「表記」を渡しプラグインを実行します。
処理結果は内部処理されたXML がそのまま出力されます。
(XMLが出力された場合は正常に動作していると扱えます)
ともに、任意のフォルダにコピーし、セットアップすることでスクリプトプラグインが利用可能となります。
セットアップ後、メモ帳などのアプリケーションを起動し、文字を入力中に ATOK メニューより「ATOK ダイレクト」-「すべてのプラグインで検索」または「プラグイン を指定して検索」を選択することで候補ウィンドウに「候補1」「候補2」「候補3」「通知された表記:○」「ATOK.com を開く1 」「ATOK.com を開く2」が設定されます。それぞれの候補は
「候補1」:候補のみ
「候補2」:候補とコメント
「候補3」:候補とXHTMLコメント
「通知された表記:○」:候補とコメント、確定文字列のツールチップ候補
「ATOK.com を開く1」:候補とURL 文字列のツールチップ候補
「ATOK.com を開く2」:候補とURL 文字列のツールチップ候補エイリアスあり
と設定されています。(○は入力中文字列)
ATOK ダイレクトプラグインをアンインストールするには、コントロールパネル -「プログラムのアンインストール」より、「ATOK ダイレクトプラグインの削除」を起動します。
「ATOK ダイレクトプラグインのアンインストール」画面で、アンインストールするプラグインを選択したあと「開始」ボタンをクリックします。
スクリプトプラグインで作成したプラグインには、以下の制限があります。