旧バージョンのATOKで使っていた省入力データを使いたい
旧バージョンのATOKで使っていた省入力データ編集ツールで作成したデータや、ダウンロードした省入力データファイルは、本製品でも利用できます。
次のどちらかの方法で引き継ぎます。
スタートアップツールで引き継ぐ
ATOK スタートアップツールを使って、省入力データを引き継ぐことができます。
操作
- スタートアップツールを起動します。
- スタートアップツールが起動したら、[続ける]をクリックします。
- [標準]を選択して、[続ける]をクリックします。
省入力データ以外のデータも引き継ぐ場合は、引き継ぎたい内容に応じて[手動]を選択します。
- 引き継ぐ内容を確認して[実行]をクリックします。
設定や辞書セットの内容とあわせて、省入力データも本製品に引き継がれます。
- 作業が完了したことを知らせる画面が表示されたら[終了]をクリックします。
※環境設定の省入力データに設定できるのは30個までです。
このため、インストール直後に設定されるファイルを除いた数までしか設定されません。
環境設定で省入力データを追加する
旧バージョンのATOKで使っていた省入力データを本製品の環境にコピーしてから、本製品の環境設定で使用できるように設定します。
操作
【 手順1:本製品の環境へ省入力データをコピーする 】
- 使用したい省入力データを、本製品の省入力データユーザーフォルダ(3.0形式用)にコピーします。
旧バージョンのATOKで使っていた省入力データは、それぞれのバージョンに応じたATOKのユーザーフォルダまたは共通辞書ユーザーフォルダにあります。
設定を特に変更していない場合、ATOKのユーザーフォルダは、それぞれ次の場所にあります。- ATOK 2013以降の省入力データユーザーフォルダ(3.0形式用)
[/ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Application Support/JustSystems/ATOK/DAR] - ATOK 2012~2008の共通辞書ユーザーフォルダ
[/ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Application Support/JustSystems/ATOK/Dictionaries] - ATOK 2007のユーザーフォルダ
[/ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Prefrences/ATOK20] - ATOK 2006のユーザーフォルダ
[/ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Prefrences/ATOK19] - ATOK 2005のユーザーフォルダ
[/ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Prefrences/ATOK18] - ATOK17のユーザーフォルダ
[/ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Prefrences/ATOK17] - ATOK16のユーザーフォルダ
[/ユーザ/<ログインユーザー名>/ライブラリ/Prefrences/ATOK16フォルダ]
- ATOK 2013以降の省入力データユーザーフォルダ(3.0形式用)
【 手順2:省入力データをコンバートする 】
ATOK 2012以前の省入力データの場合、コピーした省入力データは、そのままでは本製品で使用できません。3.0形式にコンバートする必要があります。
以下の手順で省入力データをコンバートしてください。
1.0形式/2.0形式の省入力データファイルを3.0形式にコンバートする
【 手順3:本製品で省入力データが使えるようにする 】
- 環境設定を起動します。
- [入力・変換]シートを選択し、[推測変換-省入力データ]をクリックします。
- [追加]をクリックし、[その他]をクリックします。
- 一覧から追加する省入力データを選択して[開く]をクリックします。
選択した省入力データが、[省入力データの内容]の一覧に表示されます。
- 必要に応じて操作を繰り返してデータを追加し、使用したい省入力データをオンにします。
- 環境設定の画面で[OK]をクリックします。
オンにした省入力データが、本製品でも使えるようになります。