スタートアップツールで設定できること

スタートアップツールを使って、それまで使用していたATOKの設定や辞書の内容を本製品に反映することができます。
本製品に反映できる内容は、スタートアップツールの引き継ぎ方法や、設定を引き継ぐATOKにより異なります。
スタートアップツールでできることを確認し、引き継ぎ方法を選択してください。

注意

こんなときは

旧バージョンのATOK(ATOK 2009以降)が複数存在する場合

旧バージョンのATOKで使っていた、次の情報を引き継ぐことができます。
スタートアップツールの[設定を始めます]の画面で[標準]を選択した場合、引き継ぎ元は、同じ起動ディスクにある旧バージョンのATOKの中で一番新しいものになります。
引き継ぐ対象のATOKや引き継ぐ内容を選択したい場合は、[設定を始めます]の画面で[手動]を選択します。

→引き継ぎ方法が[手動]の場合に引き継げる内容

【 入力・変換の設定 】

旧バージョンのATOKの文字入力や変換に関する設定を引き継ぎます。

【 キー・ローマ字の設定 】

旧バージョンのATOKのキーやローマ字の割り付けの設定を引き継ぎます。

※スタートアップツールの[設定を始めます]の画面で[標準]を選択した場合は、キーやローマ字の割り付けの設定は引き継がれません。引き継ぎたい場合は、[手動]を選択します。
あとから追加したスタイルファイルは、[標準]を選択した場合でも引き継がれます。

【 辞書 】

旧バージョンのATOKの辞書を本製品に引き継ぎます。
別に販売されている専門用語変換辞書も、一部の辞書を除き、そのまま本製品に引き継がれます。

→旧バージョンのATOKで使っていた専門用語変換辞書を使いたい

→旧バージョンのATOKで使っていた記者ハンドブック辞書を使いたい

【 お気に入り文書・省入力のデータ 】

お気に入り文書・省入力のデータを引き継ぎます。
ATOKでこれらのデータが編集されている場合は、上書きしてよいかどうか確認するメッセージが表示されます。上書きしたくないときは、[上書きしない]をクリックします。

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ATOKを初めてインストールする場合/旧バージョンのATOKを完全に削除している場合

ATOKを初めてインストールする場合や、旧バージョンのATOKを完全に削除している場合、本製品の標準の設定で使うか、macOS標準・egbridge風の入力設定にするかを選択できます。

【 macOS標準風・egbridge風の入力設定にする 】

macOS標準・egbridgeと同じような入力変換方法でATOKが使えるようになります。
[例]
↓キーで次候補、←・→キーで文節移動

スタートアップツールの[設定を選びます]の画面で、[macOS標準]または[egbridge]を選択し、次に表示される画面で[macOS標準風のキー操作やローマ字の割り付けにします。]*1をオンにします。

*1[egbridge]を選択した場合は、[egbridge風のキー操作やローマ字の割り付けにします。]と表示されます。

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引き継ぎ方法が[手動]の場合に引き継げる内容

スタートアップツールの引き継ぎ方法で[手動]を選択すると、次の設定で内容を引き継げます。

*1 同じ起動ディスク内にある一番新しいATOKのバージョンが表示されます。
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