方言を使った話しことばで入力・変換する
入力したことばの表現で、方言を使った話し言葉の変換をできるようにします。
一般の表現モードではうまく変換できない特有の言い回しも、選択した方言の種類に合わせた変換ができるようになります。
メールやチャットなどで会話を入力するときに使うと、ストレスなく方言を入力できて便利です。
優先する表現の種類は、ATOKパレットで簡単に変更することができます。
表現モード | 変換例 |
---|---|
話し言葉関西 | めっちゃ高いねん |
そんなん聞いてへんで | |
見えへんやんか | |
話し言葉北海道東北 | 湯っこさ入るべか |
一緒に行がねが | |
待っててけろ | |
話し言葉関東 | 行くべー |
高かっぺ | |
あおなじみ | |
話し言葉中部北陸 | ケッタで行こまい |
明日休みだもんで | |
がんばりまっし | |
話し言葉中国四国 | 食べてみんさい |
じゃけえねえ | |
どこ行っきょん | |
話し言葉九州 | 今日もよか天気ばい |
何ばしよっと | |
はよ起きらんね |
操作
- ATOKパレットの[ 般 ]をクリックします。
表現モードのメニューが表示されます。
- メニューから、[話し言葉関西/話し言葉北海道東北/話し言葉関東/話し言葉中部北陸/話し言葉中国四国/話し言葉九州]のどれかを選択します。
表現モードが切り替わり、ATOKパレットのボタンが選択した表現を示す内容に変わります。
※この方法で変更した場合、ほかのアプリケーションに切り替えたときやコンピュータを再起動したときは、環境設定での設定に戻ります。
こんなときは
- 切り替えた表現モードを元に戻す
ATOKパレットの[ 関西/北東/関東/中北/中四/九州 ]をクリックすると、表現モードのメニューが表示されます。
切り替えたい種類を選択すると、モードが切り替わります。 - よく使用する表現モードだけメニューに表示する
メニューに表示される表現モードを設定できます。よく使う表現モードだけ表示すると、選択しやすくなります。
環境設定を起動し、[入力・変換]シートの[基本]で[変換]の[詳細設定]をクリックし、使用しない表現モードをオフにします。 - 常に使う、ことばの表現の種類を変える
常に使う、入力したことばの表現の種類を設定する場合は、環境設定を使います。
環境設定を起動し、[入力・変換]シートに切り替えて、[基本]を選択します。入力や変換に関する基本的な項目が表示されるので、[変換]の[表現]をクリックし、一覧から常に使うことばの種類を選択します。 - メールやチャットをしているときにだけ方言を使いたい
特定のアプリケーションに切り替えたときに、ATOKの環境設定を自動的に切り替えるようにすることができます。
- 環境設定で表現モードを「一般」にしているときは、入力した内容に応じて表現モードが自動的に切り替わります。