漢字変換モード
入力した文字列を漢字かな交じり文に変換する方法を設定します。
- 連文節変換
通常の入力・変換に使用します。
複合語や数詞・外来語・接尾語・句読点などを含む、長い文章を変換する場合に使用します。
このモードのとき、ATOKパレットには[ 連 ]と表示されます。 - 複合語変換・固有名詞優先 *1
住所・氏名・会社名・部署名など、漢字が続く複合語に変換する場合に使用します。
【例】しずおかにしのこうじ
連文節変換モード :静岡西の工事 複合語変換モード(固有名詞優先) :静岡西野浩二 - 複合語変換・人名優先 *1
人名が多く出てくる文書を作成する場合に使用します。
ATOK辞書に[固有人姓]・[固有人名]・[固有人他]として登録されている単語に、優先して変換されます。
【例】あさのけいこ
連文節変換モード :朝の稽古 複合語変換モード(人名優先) :浅野恵子 - 複合語変換・地名優先 *1
地名が多く出てくる文書を作成する場合に利用します。
ATOK辞書に[固有地名]として登録されている単語に、優先して変換されます。
【例】きょうとあすか
連文節変換モード :今日と明日か 複合語変換モード(地名優先) :京都飛鳥 - 自動変換 *2
入力した文字を自動的に変換する場合に使用します。
文節の区切りや変換候補が判断され、自動的に変換されます。
スペースバーを押して変換する必要はありません。
*1 複合語変換モードのとき、ATOKパレットには[ 複 ]と表示されます。
*2 自動変換モードのとき、ATOKパレットには[ 自 ]と表示されます。
こんなときは
- 人名と地名が混在した文書を作成する
[複合語変換・固有名詞優先]を使用します。 - 常に使用するモードを設定する
環境設定を起動し、[入力・変換]シートの[基本]を選択し、[変換]の[方法]で変更します。 - 一時的に使用するモードを切り替える
ATOKメニューを[入力の設定を変える]に切り替えて、[漢字変換モード-連文節変換~自動変換]を選択します。
または、ATOKパレットの[ 連 ]*3 をクリックして、[連文節変換~自動変換]を選択します。 - ATOK プロパティで漢字変換モードを「連文節変換」にしているときは、入力した内容に応じて漢字変換モードが自動的に切り替わります。
*3 現在の入力方法によって、[ 複 ][ 自 ]のように表示は異なります。