環境設定:[辞書・学習]シート<設定項目>
変換するときに使用する辞書と、変換結果を辞書に登録する学習機能について設定します。
ATOKでは、標準辞書と複数の辞書を組み合わせて変換に使用できます。
この辞書の組み合わせを辞書セットと呼びます。
辞書セットは、最大10個まで設定できます。
それぞれの辞書セットで変換するには、次のキーを押します。
- 基本辞書セット
スペースバーを押して変換します。 - 辞書セット2~辞書セット5
control+2(ふ)~control+5(え)キー、またはF2~F5キーを押して変換します。 - 辞書セット6
control+shift+6(お)キー、またはshift+F6キーを押して変換します。 - 辞書セット7~辞書セット0
インストール直後の設定ではキーが割り付けられていません。 使用する場合は、変換するときに使うキーを割り付けておく必要があります。 キーの割付は、キー・ローマ字カスタマイザで行います。
注意
- 学習しない場合は、辞書セットにユーザー辞書を設定する必要はありません。
ユーザー辞書を設定しない場合、辞書セットの[学習]の設定は、自動的に[しない]となり、単語の登録や学習ができなくなります。
設定項目の説明
- 現在の環境設定
- 現在選択している環境設定ファイルの名前が表示されます。
クリックすると、登録されている環境設定ファイルの一覧とメニューが表示されます。 - 辞書セット一覧
- 登録されている辞書セットの一覧が表示されます。
基本辞書セットに設定されている辞書セットの左側には、マーク()が表示されます。
右側の[××辞書セットの内容]に、選択している辞書セットを構成する辞書ファイルの一覧が表示されます。 - [基本辞書セット選択]
- [辞書セット一覧]で選択している辞書セットを、基本辞書セットに設定します。
- [辞書セット名変更]
- [辞書セット一覧]で選択している辞書セットの名前を変更します。
- [アクセルモード設定]
- ATOKの動作を高速化するアクセルモードを設定します。
- ××辞書セットの内容
- [辞書セット一覧]で選択している辞書セットを構成する辞書ファイルの一覧が表示されます。
一覧から、変換に使用したい辞書をオンにします。
また、インターネットからダウンロードしたATOK辞書をドラッグして、辞書セットに追加することもできます。
[××辞書セットの内容]の表示一覧にドラッグすると、ドラッグした辞書がユーザーフォルダにコピーされ、選択している辞書セットのリストに追加されます。※ユーザー辞書は、リストに追加できません。
- [上へ]/[下へ]
- [××辞書セットの内容]で選択している辞書の優先順位を1つ上または1つ下に変更します。
変換するときの候補は、優先順位の高い辞書の単語から順に表示されます。 - [追加]
- [××辞書セットの内容]に、新しい辞書を追加します。
- [削除]
- [××辞書セットの内容]で選択している辞書を、一覧から削除します。
- 学習
- 変換結果を学習するかしないかを、辞書セット別に選択します。
[する]を選択した場合、学習内容はユーザー辞書に書き込まれます。 学習の種類を詳しく設定する場合は、[詳細設定]をクリックします。
※[入力・変換]シートの[プライバシー-学習機能を抑制する]をオンにしていると、[する]を選択できません。
- [詳細設定]
- 後変換で学習した単語の登録や、AI用例の学習など、学習内容を詳しく設定します。 また、学習内容や登録した単語を書き込むユーザー辞書を設定します。
- スペース変換で候補に追加する
- [辞書セット一覧]で選択している辞書セットを、スペースバーで変換するときも使用したいときはオンにします。スペースバーで変換したときに、基本辞書セットの候補に加えて、この項目をオンにした辞書セットの候補も表示されます。