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ATOK ダイレクトで使用可能な、Perl 、Ruby 、Python スクリプトプラグインの開発作業を補助する目的で
「ATOK ダイレクトスクリプトデバッガー」を提供します。
「ATOK ダイレクトスクリプトデバッガー」は、Perl 、Ruby 、Python で作成されたプラグインが正常に動作するかどうかを、標準出力、標準エラー出力を参照しながら確認することができるツールです。
なお、本プログラムはATOK ダイレクトが正常に動作する環境であることが必要です。
atok_direct_debugger 以下のファイル
任意のフォルダにコピーして使用します。
解凍して作成される、ATOKDSD.EXE と同階層のフォルダ「plugin 」に、デバッグするスクリプトファイルを格納します。
※フォルダが存在しない場合は、手動で作成します。
ATOKDSD.EXEを起動します。
このとき、「plugin 」フォルダに存在するファイルのうち"rb" または"pl"、"py" の拡張子を持つファイル(大文字小文字の区別なし)は全て、「テスト対象とするプラグイン」リストに追加されます。このとき、対象となるプラグインが存在しない場合はメッセージが表示されます。「plugin 」フォルダにスクリプトファイルをコピーし、「更新」ボタンをクリックすることでフォルダの再検索を行います。
デバッグを開始するには、テスト対象とするプラグインを選択している状態で「表記」に検索対象としたい文字列を設定し、「実行」ボタンをクリックします。
「実行」ボタンをクリックした時に、「表記」に文字列が入力されていない場合は、次のようなエラーを表示して実行を行いません。
実行は、以下のような動作が内部で順に行われます。
テスト対象プラグインが、正常にロードできるかどうかを確認します。
成功すると標準出力に「syntax ok」と表示されます。
設定された「表記」を渡しプラグインを実行します。
処理結果は内部処理されたXML がそのまま出力されます。
(XMLが出力された場合は正常に動作していると扱えます)
ともに、任意のフォルダにコピーし、インストールすることでスクリプトプラグインが利用可能となります。
インストール後、メモ帳などのアプリケーションを起動し、文字を入力中に ATOK メニューより「ATOK ダイレクト」-「すべてのプラグインで検索」または「プラグイン を指定して検索」を選択することで候補ウィンドウに「候補1」「候補2」「候補3」「通知された表記:○」「ATOK.com を開く1 」「ATOK.com を開く2」が設定されます。それぞれの候補は
「候補1」:候補のみ
「候補2」:候補とコメント
「候補3」:候補とXHTMLコメント
「通知された表記:○」:候補とコメント、確定文字列のツールチップ候補
「ATOK.com を開く1」:候補とURL 文字列のツールチップ候補
「ATOK.com を開く2」:候補とURL 文字列のツールチップ候補エイリアスあり
と設定されています。(○は入力中文字列)
ATOK ダイレクトプラグインをアンインストールするには、コントロールパネル -「プログラムのアンインストール」より、「ATOK ダイレクトプラグインの削除」を起動します。
「ATOK ダイレクトプラグインのアンインストール」画面で、アンインストールするプラグインを選択したあと「開始」ボタンをクリックします。
スクリプトプラグインで作成したプラグインには、以下の制限があります。