ねね |
「課長、もっと他のたとえがあると思いマスけど…」 |
ウスイ |
「あら、気にしなくってよ。それって、昔よく『信じらんな〜い』といっていたのと似てますね」 |
課長 |
「そうだ。私の時代は『ノンセンス!』だった。時代は変わって言葉が違っても、同じような意味で使われている言葉は多いね。『うっそー』『マジ?』『ヤバーい』も似たようなもんだろう」 |
ウスイ |
「う〜ん、時の流れを感じる…」 |
ねね |
「ふたりで思い出にひたってないでくだサイ。『ありえない』は、ほめ言葉に使うこともありマスよ。『ありえない寿司』とかで『現実に存在するとは思えないくらい、おいしい寿司』という意味にもなることがありマス」 |
ウスイ |
「う〜ん、すぐには良いのか悪いのか、わからないわね。微妙」 |
課長 |
「たしかに。『きしょい』や『ヤバい』などもそうだが、ほめてるのか、けなしているのか、実はどっちでもよくて、一種の感嘆詞なんだね。」 |
ねね |
「すんごいおいしいものを食べたときに『ん〜これマジやばーーい。ありえな〜い』っていうけど、端で聞いたら、おいしいのかマズいのか、わかんないですね」 |
ウスイ |
「たしかに。私もそれ使うかも」 |
課長 |
「ウスイくん、ワカモノぶらなくても良いのだよ。君は『信じらんな〜い』世代なんだから」 |
ウスイ |
「ええそうですとも。でも『ノンセンス』世代の課長になんですが、今のワカモノは『ノンセンス』といっても、なんのことやらわからないと思いますよ」 |
ねね |
「そうそう〜後から聞こうと思ってまシタ〜」 |
課長 |
「なんと。『ノンセンス』というのはだな〜……」 |
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久しぶりに3人組の雑談がはずむインテリア事業部。
せわしい師走もあと少し。みなさま良い年をお迎えください。 |